懐かしい昭和あるある青春ノスタルジー

昭和の時代を懐かしみ振り返ります。

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1980年代の原付スクーターブームは主婦もおじさんもヤンキーも

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画像出典/写真AC

 

女性の手軽な移動手段として

1980年代、オシャレな原付スクーターが大ブームとなりました。

スーパーカブのような実用性重視のビジネスバイクは、女性が乗るには、やはり違和感がありました。

スクーターはオートマチックで操作が簡単なことや、両足を揃えて乗ることができる(ステップする―)ことから女性がスカート姿のまま乗れることが人気のきっかけだったのでしょう。

 

70年代後半、ホンダの ロードパル「ラッタッタ」のCM、ヤマハは「パッソル&パッソーラ」のCMで、主婦層にミニバイクが大ブーム!80年代に入ると両足を揃えて乗れるホンダ・タクトを皮切りに、ヤマハのJOGで若者に一大スクターブームが訪れる!当時はリミッター規制がなく、軽く70km/hオーバーのスピード!しかも軽い車体は加速も抜群!1986年にヘルメット着用義務の法制化されるまでは、原付はノーヘルでも大丈夫でした。 引用/ミドルエッジ

 

若者たちのファッションへと

女性のスクーター人気の一方で、ダンディな男性のたしなみの一部としてのスクーターもありました。

テレビドラマ「探偵物語」で主人公が「ベスパ」に乗っていたことも影響していたのかもしれません。

さらにスクーターは、若者たちのファッションの一部となっていきました。

 

スポーツタイプのものは、ヤンキーの兄ちゃんたちも好んで乗るようになり、ブームは過熱気味。 テレビCMでは、こぞって有名人を起用。

 

www.dyoblog.com

 

原付スクーターはどこへ行った?

あれほど大ブームを巻き起こした原付スクーターはいったいどこへ行ってしまったのでしょうか。

1990年代に入ってからも、盛んに販売されていましたが、この頃、大型のスクーターが徐々に注目されはじめます。

お金を持っているオジサマ達が好んで豪華なスクーターに乗り始めたのです。

大型のスクーターブームが訪れたのは2000年代のことです。

こうなると、既に、手軽な女性の移動手段というモノではなくなっていますね。

便利だから普及したはずなのに、手軽に便利に移動したいとスクーターを利用していた人たちは、今どうしているのでしょう。

おそらく、一家に2台の車を所有することも少なくない時代となり、原付スクーターは軽自動車に取って代わられたのでしょうか。

 

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