画像出典/写真AC
女性の手軽な移動手段として
1980年代、オシャレな原付スクーターが大ブームとなりました。
スーパーカブのような実用性重視のビジネスバイクは、女性が乗るには、やはり違和感がありました。
スクーターはオートマチックで操作が簡単なことや、両足を揃えて乗ることができる(ステップする―)ことから女性がスカート姿のまま乗れることが人気のきっかけだったのでしょう。
70年代後半、ホンダの ロードパル「ラッタッタ」のCM、ヤマハは「パッソル&パッソーラ」のCMで、主婦層にミニバイクが大ブーム!80年代に入ると両足を揃えて乗れるホンダ・タクトを皮切りに、ヤマハのJOGで若者に一大スクターブームが訪れる!当時はリミッター規制がなく、軽く70km/hオーバーのスピード!しかも軽い車体は加速も抜群!1986年にヘルメット着用義務の法制化されるまでは、原付はノーヘルでも大丈夫でした。 引用/ミドルエッジ
#1980年 9/4「ホンダ タクト」を発売^^
— Honda 本田技研工業(株) (@HondaJP) September 4, 2016
経済的で便利な1人乗りの“のりもの”を…と開発された50ccのタクトは、スクーターブームを巻き起こしました。 pic.twitter.com/naRZq3Ssh3
#昭和の広告#タイムラインをあたかも昭和にする
— noraneko (のら猫)@どすこい内科患者 (@noranyan2000) August 16, 2019
昭和61年、ラビット以来のスクーターブーム到来。「高速道路を走れるスクーター」は魅力だった。
2コマ目には今でもやる人はやっているナンバーのウニャウニャとか、スズ菌役員の大失敗とか…(^_^;; pic.twitter.com/JD7vhVUCCX
若者たちのファッションへと
女性のスクーター人気の一方で、ダンディな男性のたしなみの一部としてのスクーターもありました。
テレビドラマ「探偵物語」で主人公が「ベスパ」に乗っていたことも影響していたのかもしれません。
さらにスクーターは、若者たちのファッションの一部となっていきました。
『原チャリ伝説 1/32 Honda DJ・1R』80’sスクーターブームの主役マシン!
— がちゃぽんぽん (@gacha_pompom) August 3, 2017
【詳細&購入】 https://t.co/oB5hBnYxL2 pic.twitter.com/r6nIHVKGpR
スポーツタイプのものは、ヤンキーの兄ちゃんたちも好んで乗るようになり、ブームは過熱気味。 テレビCMでは、こぞって有名人を起用。
原付のCM。森昌子はスズキのユーディミニ、マイケル・ジャクソンはスズキのラブ、ピーター・フォンダはホンダのタクト、渡辺貞夫はヤマハのタウニイ、ベルーガ。ジュリアーノ・ジェンマはジェンマ。ソフィア・ローレンはロードパル。イタリア俳優ばっかなのは ローマの休日=スクーターのイメージ?
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) September 24, 2016
@GOROsmile
— ⭐ブルトレ⭐80's🌠 (@pocke0450) April 2, 2018
ドキドキラジオ、先程聴き終わりました。
スズキ薔薇の話はレアですよね。
バイク乗りならではの着眼点‼️
スクーターブームの'80年代。
撮影時、ユッコも興味あったのかな?数少ないユッコが乗ったバイク…。スズキ薔薇 1983 pic.twitter.com/fZcgQ8brWe
原付スクーターはどこへ行った?
あれほど大ブームを巻き起こした原付スクーターはいったいどこへ行ってしまったのでしょうか。
1990年代に入ってからも、盛んに販売されていましたが、この頃、大型のスクーターが徐々に注目されはじめます。
お金を持っているオジサマ達が好んで豪華なスクーターに乗り始めたのです。
大型のスクーターブームが訪れたのは2000年代のことです。
こうなると、既に、手軽な女性の移動手段というモノではなくなっていますね。
便利だから普及したはずなのに、手軽に便利に移動したいとスクーターを利用していた人たちは、今どうしているのでしょう。
おそらく、一家に2台の車を所有することも少なくない時代となり、原付スクーターは軽自動車に取って代わられたのでしょうか。
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