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「普通のおばさんになりたい」と36歳で引退した都はるみ
歌手の都はるみが「普通のおばさんになりたい」と突如引退を宣言したのは、1984年3月、人気・実力ともに絶頂だった36歳の時でした。
下記のツイートのように「おばさん」というからには、ホント55歳くらいだったのかと思っていたら、実は36歳だったとは、ちょっとびっくりです。
都はるみが普通のおばさんになりたいと引退宣言したのは36歳の時だった。 そんなこと言うのだから55歳くらいだと思ってたわ。今の36歳の女の人はおばさんじゃないわよ。
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) November 21, 2019
昭和の時代は、今と年齢に対する感覚が違いますね。 その昔、多くの企業では、55歳が定年というのが普通でした。
アニメの世界の年齢設定
アニメの世界では、サザエさんの波平が52歳の設定、元祖天才バカボンのバカボンパパが41歳の設定。
この設定だと、2019年現在52歳の沢村一樹さん、中山秀征、トータス松本さんなどは、退職間近の波平さん級のおじいさんで、41歳のDAIGOさん、長瀬智也さん、なかやまきんに君などはバカボンパパ級のおじさんということになります。
老け役の俳優さんが若かった
テレビドラマの中で、管理職役とか老人役とか・・・演じている人は驚くほど若いかったんです。
死神博士演じた頃の天本英世なんて46歳。わたしより年下なんてw当時のわたしの目には60過ぎのジジイに見えてたわ。
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) October 15, 2019
いやいや、ホントですね。びっくりします。爆笑問題の田中裕二さんが54歳(2019年現在)ですから、比較すると、いったいどういうことか戸惑います。
「太陽にほえろ」の裕次郎、放送当初は38歳。大物感すごいわよね。でも私は番組の最後にマヌケ面する画面ストップモーションを見て毎回大笑い。コーヒーを飲んで「アヂヂ!」とか「そういうボスだって尻に敷かれっぱなしじゃないすか」「グヘッ」 みたいな顔ねw
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) October 25, 2019
酒の飲みすぎで肝臓に負担がかかっていたせいか、浅黒く顔色が悪かったことも、逆に石原裕次郎さんの貫禄を演出していたのかもしれませんね。
1994年、60歳定年が標準に
1986年の「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の改正で60歳定年が企業への努力義務に、1994年の改正で60歳未満定年制が禁止されたことで60歳が日本の標準的な定年になりました。
今では60歳といえば、男性では、石井竜也さん、渡辺謙さんなど、女性では、東ちづるさん、清水ミチコさんなど、まだまだ働き盛りの印象がありますね。
今では老眼はともかく、50歳で腰が曲がる人は皆無だね。昔の60歳は物凄く年寄り感があった。今でいうと80歳くらいな感じ。仕事も55歳定年だったし、それから10年以内には死んでることも多かったから、年金問題もそれほどうるさく言われなかった。
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) November 15, 2019
格段に伸びた日本の平均寿命
日本人の平均寿命は、1950年で男58歳、女61.5歳、1960年では男65.32歳、女70.19歳、1970年には男69.31歳、女74.66歳となっています。
現在(2018年)は、男81.25歳、女87.32歳と、1970年と比較しても10年以上長生きする時代となっています。
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このように、昭和と令和では、年齢に対する感覚がずいぶん違うものですね。 昔の感覚のまま「歳を取った」なんて嘆かないで、昭和生まれの老年&中年諸君よ!まだまだイケますよ!
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