画像出典/クルママガジンイキクル
1980年代は首をかしげたくなるような激しい改造車が多く出現しました。
これらの主は、暴走族あるいはヤンキーと呼ばれる不良たちです。とにかく威圧力の大きさが勝負だったのでしょう。
シャコタンはヤン車の定番
定番の改造といえば、シャコタン。北海道の「積丹(しゃこたん)」とは違います。「車高」が「短い」を合わせて「シャコタン」と呼ばれていたのです。
昭和の暴走族&ヤンキーの皆さま方の「シャコタン」は、度を越していましたね。
サスペンションのスプリングを極限までカットしているので、ちょっとしたデコボコでも、車体がガタガタ振動します。
乗ってる人は、背もたれを使うと背中が擦り切れて痛いので、ハンドルにしがみつくようにして運転していましたね。
<Youtube動画_現代によみがえる出っ歯・竹やり・シャコタン>
「出っ歯」と「竹やり」は別名チバラギ仕様
マフラーをやたら長くする、いわゆる「竹やり」というのも流行ったようです。
これは、筆者が住む北海道ではあまり見られませんでしたが、当時の雑誌には、千葉県や茨城県を中心に流行ったようです。
千葉県と茨城県を総称した「チバラギ」エリアでは、フロントスポイラーをやたら長くする「出っ歯」という改造も流行っていたようです。
北海道では、やはり雪の影響があるから、改造するにも限度があったのでしょう。おそらく冬場はノーマルのスプリングに交換して走っていたのでは、と思われます。
ヤンキーの皆さま方、大変お疲れ様でした。
<Youtube動画_現代によみがえる出っ歯・竹やり・シャコタン>
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